Q&A:神韻ダンサー、車星鎬(チャ・ソンホ)
車星鎬(チャ・ソンホ)は熟練アーティストの一人です。中国古典舞踊に移行する前は、バレエで受賞に輝くプリンシパル・ダンサーでした。
今回のQ&Aでは、この伝統的な中国舞踊を始めた時の話、ツアーでの生活などを語ります。
以下はインタビュー内容の邦訳です。
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毎年ツアーに参加することはどんな感じなのでしょうか?
ツアーのほうがスケジュールが決められているので、かなりラクです。予期せぬハプニングはそれほど起こりません。皆、お互いを知っていて、何年も同じ人々と一緒なので、時には部屋を変わったりします。
イビキをかく人もいます。ここ2年間、同じ部屋のダンサーがすごいイビキです。
赤ん坊が泣き叫んでいても眠れますし、朝3時に子供にピーナッツバターとジェリーのサンドイッチが欲しいと言われても愚痴をこぼすことなく対応しました。これができるなら、イビキの問題は大したことではありません。
どんな超能力を持ちたいですか?
超能力!うーん。よく言いますよね。欲しいものには気をつけるようにって。
「何をしても常にその結果が出る」と固く信じています。
ですから欲しい超能力としては、自分のためになるものを考えますが、何かを欲しがれば、もっと欲しくなります。自分に必要なものを充足してくれるものなら。しかし、一度手に入れたら、もっと欲しくなります。ですから、今自分が持っているもので十分です。
持っているもので間に合わせて、自分が人に何を与えることができるかを考えます。何が得られるかを考えるよりも。
中国古典舞踊をどのように学びましたか?
始めた時は、全く新しい言語を学ぶようでした。常にこのような挑戦があります。自分が以前に身につけたものとの違いをはかるようなことはしませんでした。中国古典舞踊をありのまま受け入れようとしてきました。
中国古典舞踊では、一つの動作から次の動作に移行する方法があります。また、演じている人物のまま、これらの動作を行えます。
できる限り広い心で受け入れようとしてきました。多くの動きはとても似通っています。体操やバレエ、モダンダンスなど、自分が過去に身につけたものと似ていると感じてしまいます。ですから、巻き戻しして、新たに全てを身につけました。
もちろん、永遠に学んでいくのがアーティストです。
ご覧いただきありがとうございました。次の公演でお目にかかれるのを楽しみにしています。