「神韻」とともに迎える中国の新年
記者メガン・コトウスキ -−GWINNETTデイリー・ポストより
アトランタ発 — コブ・エネルギー・センターでは、辰年の始まりを神韻公演の幕開けとともに祝賀した。中国伝統舞踊と音楽の舞台で、27、28、29日の三日にわたって公演する。
舞踊と音楽は、中国五千年の文化、神話伝説、景観からインスピレーションを受けている。ダンサー、ソリスト、オーケストラが、天地開闢や兵馬俑の話から、チベットの草原や雲南の森林、雪をかぶったヒマラヤの山頂、揚子江などを謳歌する短い演目で、観客を全く別の世界へと誘う。
色彩豊かな衣装をまとったダンサーたちが、目を見張る回転や跳躍をしながら、何世紀にもわたり代々踏襲されてきた民話を舞台で再現する。
衣装だけでも大掛かりだ。数百着に及ぶまばゆい手製の衣装は、この広大なアジアの国の、異なる地域、民族(モンゴル族、イ族、満州族、ミャオ族、チベット族)、朝廷特有のものだ 。
神韻オーケストラは、二胡(二弦の楽器)や竹笛、琵琶などの古代の楽器と、統合された西洋の木管楽器、金管楽器、弦楽器、打楽器を見事に融合させている。
観客を別世界に引き込んでしまうもう一つの要素は、デジタル動画の舞台背景だ。物語によって背景が変わり、 古の庭園、モンゴルの草原、聖堂、聖なる寺院などの壮麗な背景に、観客は心を打たれる。
「アトランタは私たちを心から包み込んでくれました。市の絶大な支援のお陰で、神韻は今年、最も求められ期待されるショーの一つとなりました」と、ノルクロス・ニュータイムズ文化教育センターの理事アレックス・ワン氏は語っている。
どの年齢層の方にもお楽しみいただけます。公演は約2時間。詳細は下記へ。www.shenyunperformingarts.org.
2012年1月27日