神韻芸術団のカリフォルニア公演—もっと増やして!
要望に応えて6公演を追加、売り上げ好調
クリスマスの2日前、神韻芸術団南カリフォルニア公演の主催者たちは、チケットの売れ行きを見て、25回公演では足りないと判断しました。神韻の公演1カ月前に、チケットはほぼ完売の状態だったのです。
すぐに2公演の追加を手配しましたが、これも1月13日に完売。結局、同地域のコスタメサ、サウザンドオークス、ロングビーチ、サンディエゴの4カ所で6公演を追加することとなり、合計31公演となりました。これでもチケットは残りわずかの状況です。
南カリフォルニアで追加公演がなされたのは今回が初めてではありません。当地の主催者は、今年の好調な売れ行きは、昨年の公演を観た観客からの口コミが主な要因だとしています。コスタメサの有名なセゲルストロム芸術センターでの公演では、過去2年続けて直前に追加公演が手配されています。
先週(2015年1月22~25日)、ハリウッドのドルビー・シアター(旧コダック・シアター)で神韻が上演されました。同劇場では来月アカデミー賞の授賞式が行われます。5回にわたる公演は全て満席でした。客席にはハリウッドのエンターテイメント業界の著名人の姿が見受けられました。
南カリフォルニア公演は14回に及ぶ北カリフォルニア公演に続くものです。北カリフォルニアではサンフランシスコ戦争記念オペラハウスで1月初旬に公演し、またバークレーでは初舞台を踏みました。
現在、神韻は18日間にわたる21回公演の真っ只中です。ハリウッドとコスタメサに加えて、ノースリッジ、サウザンドオークス、ロングビーチでの公演が予定されています。来月後半には、アリゾナ州のフェニックスでの3回公演とメサでの2回公演の後、再びカリフォルニア州に戻り、サンディエゴでの8回公演、ベイカーズフィールドの2回公演をこなします。
真冬を南カリフォルニアで過ごせる神韻の団員たちは大喜びです。今年カリフォルニアを巡回公演する芸術団の多くの団員たちは、昨年の同時期、カナダのケベックなどでマイナス30度に耐えていました。
「もちろん、1日2回公演なども多く、疲れは出ます。特に中国古典舞踊の高度な技法に集中しなければなりませんから。でも、カーテンが上がり、満席の劇場で皆が拍手喝采をしている音を耳にすると、疲れは吹っ飛んでしまいます」と、プリンシパル・ダンサーの林思楚(リン・スーツゥ)は語っています。
2015年1月26日