神韻について知っておきたい9つのこと
神韻に関して、広告をご覧になったか、話には聞いたけれど見ようかどうかと悩んでいらっしゃるあなたに、あまり知られていない基本的な事をこちらにまとめました。
1. 舞台の枠組み
一回の公演で、17、18の短いダンスの演目を取り揃えています。3〜7分の色彩豊かなプログラムが、2時間にわたって次々と展開されます。
ダンスの演目では、古代の神話伝説から歴史上の英雄伝、現代中国での逆境に立ち向かう勇敢な物語まで、実に様々なテーマを取り扱います。中国古典舞踊・民族舞踊・民間舞踊の形式を取り入れており、衣装は異なる王朝・地域・その他の伝統文化から採用されています。
演目に合わせて独自に作曲された旋律を、オーケストラが生演奏し、司会者二人が各演目の間に現れて解説します。独唱・独奏も登場します。神韻の舞台の見どころの一つは、3Dのバックスクリーン映像。あっと言わせる瞬間を演出しています。
2. バレエの中国版?
神韻の主な演目は中国古典舞踊。バレエや現代のダンスとは全く異なる舞踊です。
中国古典舞踊の起源は、中国の伝統文化に遡ります。中国文明同様に古代から伝わる舞踊形式で、伝統に基づいた理想・美観・道徳を抱擁します。このため、動作を通した表現力に特に優れ、これまでになく如実に、キャラクターの個性や感情が豊かに舞台で表されます。
中国古典舞踊をこれほど純粋な形で舞台にかける芸術団は、世界でも他にありません。
中国古典舞踊とは別に、中国の民族・民謡舞踊のスタイルを取り入れた演目も、いくつかお楽しみいただけます。
3. オーケストラ
神韻公演では、西洋のクラシックと中国の古典楽器を合わせた、比類ないオーケストラが随行します。バイオリンとチェロは二胡と並び、琵琶は木管楽器の前の席で繊細に弦を弾きます。西洋の打楽器と隣り合わせで、中国の様々な打楽器が設定されています。
中国の伝統楽器を常設した、世界初のオーケストラです。これまで多くの人達が西洋と東洋の音色を合わせようと試みましたが、うまくいきませんでした。しかし、神韻は、全く異なる伝統音楽を融合し、和やかな音色を生みだすことに成功しました。
神韻交響楽団は、ほぼ毎年、カーネギーホールやその他の一流会場で、神韻公演とは別の演奏ツアーをこなしています。神韻オーケストラが奏する東西の音色を見事に融合させた功績の証です。
4. 中国人ではないのですが...
アジアで生まれ育ったわけではないから、舞台の内容がわからないのでは?とお考えの方は、ご心配なく。幸運にも、ダンスは万国共通の言語です。特にストーリー性のあるダンスの前に、神韻の専属司会者二名が演目の背景を紹介しますので、ゆったりとお楽しみください。
公演では通常、一人か二人の独唱が入ります。イタリアの伝統的なベルカント唱法を用いて中国語で歌い上げます。歌詞は英語(またはスウェーデン語、スペイン語、日本語など、公演先の言語)に翻訳され、スクリーンに投影されます。公演プログラムにも掲載されています。
ダンスや音楽は、文化・言語の隔たりを超えた、普遍的なものです。そして、神韻のテーマである慈悲、勇気、希望も、普遍的なものです。
中国人でなくても、中国語が話せなくても、中華料理を食べたことがなくても、衣装、ダンス、音楽、感動的な神話伝説がお好きでしたら、神韻をご堪能いただけるでしょう。
5. ニューヨーク拠点 中国では禁止
神韻は世界の人々に真の中国伝統文化を披露します。皮肉なことに、中国本土での公演は禁じられています。
神韻は、世界のエリート・アーティストたちから構成されています。中国での過酷な迫害から逃れたアーティストもいます。中国の伝統文化を復興させ、世界の人々と分かち合うことを使命に掲げ、神韻は結成されました。まさに中国共産党(中共)が数十年を費やして破壊してきた伝統文化です。中国国内では、神韻のような芸術団も舞台も存在しません。
中共が神韻を脅威と見なし、神韻の中国国内での公演を許可しないことは当然かもしれません。しかし、中国共産党は、中国国内にとどまらず、神韻を絶えず中傷し、神韻公演をキャンセルさせようと世界中の劇場に圧力をかけています。
お近くの劇場で神韻が開催された場合、その劇場は「芸術の自由」の信念に基づいて中共政権からの圧力に屈することがなかった可能性が高いのです。
6. 舞踊か体操競技か
ダンサーたちが舞台の端から端へと跳躍したり宙返りしたりする姿を見て、体操競技やアクロバットを真似たのかと思われがちです。実際はその逆で、アクロバットが中国古典舞踊の動きを採用しました。
中国古典舞踊のダンサーたちは、数千年にわたり宙返りの技法を受け継いできました。前世紀に中国のパフォーマーたちが、中国古典舞踊の高度な宙返り技術を国際的な体操競技の場で披露し、初めて世界に紹介したのです。
今日、体操やアクロバットだけでなく、バレエ、モダンダンス、チアリーディングなど多くの形態が、中国古典舞踊の動きを取り入れています。これらの空中での技法やタンブリングは、うまくできれば、本当に息をのむほど感動させるものだからです。
7. お子様連れに最適
神韻はご家族での鑑賞に最適です。毎年必ず登場する孫悟空の演目は、特にお子様に人気があります。ただし、お子様が他のお客さまのご迷惑とならないよう鑑賞できる年齢であるかをご確認のうえ、ご予約ください。
ほとんどの劇場は4歳未満のお子様の入場をお断りしています。多くの劇場は、お子様が最低5歳または6歳であることを要請しています。詳しくは、お近くの会場の公演日程(チケット購入ページ)に「入場制限」が記載されていますので、ご確認ください。
※日本公演は、未就学児童は入場不可となっています。
鑑賞年齢に達したお子様とご一緒でしたら、神韻はご家族全員にとって忘れられない体験となることでしょう。
8. 毎年一新
神韻公演は、その形式は変わりませんが、振付、音楽、歌、衣装、バックスクリーン映像、ストーリー全てが、毎年一新されます。毎年の公演が、限定版なのです。
9. 至福のひと時を過ごしませんか?
神韻の公演は、毎年クリスマス前後から5月中旬まで行われます。主要都市では、週末と平日の公演、夜と昼の公演を設けています。一般的ではありませんが、午後4時のパリ公演のように昼と夜の間の場合もあります。しかし、多くの都市では、神韻公演は1日か2日間のみで、芸術団は間を置くことなく、次の公演へと移動します。
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